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八方美人に生きろ! រួសរាយរាក់ទាក់ Vol.5

2020.07.29|Junya Blog

Vol. 5

チョムリアップスオ!

カンボジアから加藤です!

前回の予告通り、”「育ち・学び・働く」までを一貫できるような活動” についてご説明させて頂きたいと思います。

Pay it Forward の活動を通し、孤児院・障害者施設や、まなぶ日本語学校での自立支援サイクルの構築を生活支援、教育支援を通し行っております。カンボジアの子ども達に「育ち・学び」を提供する活動です。では、「働く」までを一貫するとはどういうことか。こちらについて取り上げさせて頂きたいと思います。

カンボジアの子ども達や学生はそれぞれ夢を持っています。それを叶えるため、私たちは活動を続けております。その将来の夢の中には、「警察官になりたい」「パイロットになりたい」「日本語の先生になりたい」「通訳者になりたい」「日本人と一緒に働きたい」「日本へ留学したい」「日本で働きたい」と、特に日本との関わりを持ちたいという夢が大半です。それも、多くの日本人を目にし、日本人の国民性や日本という国に憧れを抱いていることが大きな理由です。

特に、まなぶ日本語学校に在学中の学生全員が「日本での就労」「日本へ留学」「カンボジア内日系企業での就職」を目指しております。

そこで私が携わるもう一つの組織・KOBE Human Service (CAMBODIA) があります。

カンボジア人材紹介業・送り出し機関のライセンスを持っており、カンボジア人材の国内紹介業や日本への送り出し業務を可能としております。

「働く」までを一貫するために、学び育ったカンボジア人達を、未来へと送り出してあげるための機能を持ちます。

カンボジア国内での日本語人材需要の高まりや、日本での人材不足による外国人雇用需要に対応しております。人材需要の高まりがある中で必要となるのが「より良い人材」です。「より良い人材」とは、日本語が話せることのみならず、ビジネスマナーや道徳心のある人材を指します。受入される企業側としてもより良い人材がKOBE Human Service より紹介があると、またリピートしたい。反対に「より良い人材」には不十分な人材であるとリピートされない。といった形で、教育体制の基盤を築き上げることが重要です。

そのためにも、まなぶ日本語学校での教育が必要不可欠となります。

もちろん、受入企業側から面接の依頼がないと、紹介には繋がらないのですが、紹介させて頂いたまなぶ日本語学校の学生が良い評価を得ることができれば、自然とその名声が広がり依頼も増えていくという流れです。そのためにも、教育基盤を強め「より良い人材」を輩出する学校、そして組織の構築をしなければならないのが私のミッションです。

私がKOBE Human Service に携わってから、7人のカンボジア人を日本へ送り出しました。自分が育てた子が、自分の母国・日本へと巣立っていく姿。そして、日本で活躍する姿を見ると感動が止まりません。

そのうちの一人は日本で会いました。初めての日本渡航で入国から2週間足らずしか経っておらず、電車の乗り方もわからない状態でした。大阪の複雑な路線図に混乱しつつも約束時間の1時間遅れでやっと合流することができました。彼は、逆方向の電車に乗ってしまい、約束時間に遅れました。私との約束で遅刻を経験させてあげることができてよかったです。それからは、路線図を事前にしっかり調べ、遅刻はしていないとのことです。image factory NEWS 内の他の記事でも彼について取り上げておりますのでご覧ください。

今はコロナの影響で会うことができませんが、日本に帰ることができたら他の学生達に会いたいなあ。と日々思わされます。

日本へ送り出す学生が増えるにつれ、日本に帰る楽しみが増える。これがKOBE Human Service での一番のやりがいかもしれません。

来週は、KOBE Human Service での具体的な業務内容をお送りさせて頂きたいと思います。

それでは、、、

チョムリアップリア!