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八方美人に生きろ! រួសរាយរាក់ទាក់ Vol.6

2020.08.05|Junya Blog

Vol. 5

チョムリアップスオ!

カンボジアから加藤です!

前回の予告通り、KOBE Human Service の具体的な業務内容についてお話しさせて頂きます。

KOBE Human Service (以下、KHS) では、主に2つの業務があります。

  1. 人材紹介業務
  2. 送り出し業務

人材紹介業務では、主にカンボジア国内企業様に人材紹介を行う業務です。受入企業様のニーズを聞き取り、それに見合った人材を紹介することです。

送り出し業務では、主にカンボジア人材を日本へ送り出す業務です。

「カンボジア人人材を日本へ送り出す。」とは抽象的すぎるので、具体的に背景を踏まえ、説明します。

「日本へ行きたい!」と夢見るカンボジア人はたくさんいます。目的・目標は様々です。

例えば、「日本を旅行してみたい!」だったり、「日本で留学したい!」や「日本で仕事したい!」。その他に「日本人と結婚したい!」もあったりします。観光VISA、留学VISA、就労VISA、結婚VISAと日本へ行く方法はいくつかあるのですが、送り出し業務では、「日本で仕事したい!」を後押しします。

カンボジア人には家族を大切に思う特性があります。どこの国も同じかもしれませんが、カンボジアでは特にそれを感じました。自分が稼いだ給料は親に仕送りする。その額は収入の半分。これは、見習わないといけないと思いました。例えば、月給$300 (約30,000円、カンボジアの推定平均月収)のうち、$150を親に送ります。残りの$150のうち、$50は出稼ぎに来ているため家賃として使い、$100を生活や娯楽に使います。いくら物価が安いといっても、収入の半分を親に送ることは素敵な思いやりだと思いました。週末にはよく、実家までバイクで3時間以上も運転し、家族に会いに行きます。私自身、日本に帰れない状況が半年以上続いており、学生やスタッフを含め、カンボジア人の皆には「家族に会えずに大丈夫なの?」とよく心配されます。学生寮で暮らす学生たちはいつも料理を作ってくれます。本当にありがたいです。

簡単に伝えられる背景については、ここで一旦止めさせて頂きます。カンボジアにお越しになられた際に、実際にカンボジア人に会い、特性を見て頂きたいですね。

「カンボジア人の日本に対する感謝の気持ち」と「家族を支えたいという気持ち」が掛け合わさり、「日本で仕事したい!」となります。

日本に恩返しをしながらも、家族を支援できるチャンスがある。

これはカンボジア人にとって最大の Japanese Dream です。

業務フローや、就労VISAの種類はいくつかあり、その業務に携わられていない方には少し複雑に感じられることもあるので、あえて説明は控えます。またどこかで詳しく説明できればと思います。弊社HPに、業務フローや就労VISAの種類について記載しておりますのでこちらをご覧ください。

簡単に説明しますと、

  1. 日本受入企業様から、カンボジア人を雇いたい!と希望を受け、
  2. 求人票を確認し、
  3. それに見合った人材をご用意する
  4. 面接を行い、
  5. 内定者に日本就労までの各種手続き(VISA・パスポート取得, 健康診断)ご案内や
  6. 日本語および日本での就労に必要な知識について教育し、
  7. カンボジア出国までをトータルサポートしたのち、
  8. 日本受入企業様にてお世話になっている間も綿密に連絡を取り、トータルサポートする

仕事です。

求人票には、面接日時や職種、勤務場所、給与、希望人数、日本渡航予定日などが記載されております。こちらでそれに見合ったカンボジア人人材をご用意させて頂きます。具体的に、履歴書作成・面接までの教育・事前テストをし、先方にお送りします。

就労VISAの種類や、就労先の職種によって面接までの教育や事前テストの方法が異なりますが、ご希望人数の3倍の人材を面接頂くことが一般的です。例えば、2名の募集であれば6名(2×3)の候補者をご用意することを指します。

国を跨いだ面接の実行となると、方法は様々で実際にカンボジアにお越し頂き面接するケースやオンライン面接のご対応もあります。特に現在のコロナの状況下では、国境を跨ぐことが容易ではないのでオンラインでの対応がほとんどかと思います。

実際に7月に頂いた、面接について少し取り上げさせて頂きたいと思います。

建設業にて技能実習生としてカンボジア人2名の募集でした。

オンライン面接での対応でしたので、こちらで事前に計算テストや体力テストをさせて頂くケースでした。オンライン面接当日は、個人面接を通訳を通して行うのですが、腕立て伏せやスクワット、重量物運搬のような体力テストも行い建設業に相応しい人材か見て頂きます。

面接結果が出た後は、日本での就労までのスケジュールを組成しそれ通りに進めていきます。

内定者のご家族を訪問し、ご挨拶に行き田舎での生活を体験させて頂いたり、私が日本へ渡航した際には、送り出した生徒たちの活躍ぶりを見に行くという楽しみもあります。

今回、日本行きが決まった内定者の自宅訪問も行いますのでその時にお伝えさせていただければと思います。

これにて今週の記事は終わりとさせて頂きます。

それでは、、、

チョムリアップリア!