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八方美人に生きろ! រួសរាយរាក់ទាក់ Vol.4

2020.07.22|Junya Blog

Vol. 4

チョムリアップスオ!

カンボジアから加藤です!

Vol.2 と Vol. 3 にて NGO法人 Pay it Forward の活動理念についてご説明させて頂きました。

今回はカンボジアの現状を踏まえ、どのような活動を行っているかご説明させて頂きたいと思います。

日本からカンボジアへご訪問されたお客さまを孤児院・障害者施設日本語学校へお連れし、カンボジアの子どもや学生達と時間を過ごして頂きます。日本人の皆さまにご支援して頂くことや、炊き出しを一緒に行って頂きます。触れ合いの中で質疑応答をする時間を設けさせて頂き、日本人のお客さまからカンボジアの子ども達へ、カンボジアの子ども達から日本人のお客さまへとお互いに質問をしております。子ども達はキラキラと輝く眼差しで日本人の皆さまにいつも興味深々です。日本人の皆さまからも様々なバックグラウンドを持つ子どもや生徒達に対して、「将来の夢」をお伺いされたり、「日本語を始めたきっかけ」をお伺いされたりと、興味を引くものが子ども達の姿勢や行動力に表れています。

カンボジアの子ども達が持つ、日本のイメージは「きれい」「ルールを守る」「経済が発展している」と一言で表すと【夢の国】です。その夢の国を目標に、勉学に励み、日々成長する姿を見守り続けております。そのために私たちは、カンボジアの子ども達の未来のために支援活動を続けております。

孤児院での日本語教育。Vol. 3 にて少し触れさせて頂きましたが、カンボジア首都プノンペン市内にある一つの孤児院にて日本語教育支援をしております。この日本語教育に携わっているのは、まなぶ日本語学校の学生です。卒業生や在学生が孤児院の子ども達に日本語教育をします。この日本語教育には様々な利点があります。孤児院の子ども達の日本語習得はもちろんですが、担当する先生(まなぶ日本語学校)が学んだことをアウトプットできる場となることや、先生の立場になって初めて知る、その面白さや大変さを自分が学生として机に向かった時の心構えに大きな変化をもたらす事が一番の利点です。また、子ども達もそんな先輩達に憧れ、まなぶ日本語学校への入学や日本語学校も先生になる夢を持ったり、日本に興味・関心を持ってもらえる利点もあります。

私たちの目指すところは、孤児院の子ども達がまなぶ日本語学校へ通い、日本語を勉強できる環境を整えることを目指しております。そのためには、まなぶ日本語学校の教室設備や、プノンペン市内を走るスクールバスが必要であったりとまだまだ足りないことばかりです。

私たちが活動を続けていた一方で、現状カンボジアでは、新型コロナウイルスの影響にて、海外からの入国規制や国内全学校が休校扱いとなり上記で述べた活動が滞ってしまっております。夢を持つカンボジアの子ども達への生活支援や教育支援が滞ってしまっており、彼ら彼女達の未来が徐々に遠くなってしまっていることがとても歯痒いです。

そんな時、私たちにできることは何かと考えたところ、クラウドファンディングの立ち上げに至りました。日本人の皆さまがカンボジアに入国できない現状、カンボジア国内で活動を続けられるのは、カンボジアにいる私たちしかいないと使命感を持ち、皆さまからお集めさせて頂いたご支援金で子ども達の支援を継続したいと思っております。

このクラウドファンディングでは、カンボジアにて製作されたご返礼品お受け取りや、孤児院・障害者施設へのお米のご寄付が可能です。
他にも、まなぶ日本語学校学生とのつながりが持てるリターンをご用意しておりますので、是非ご覧ください。

クラウドファンディングの募集期間は7月末までです。皆さまのご支援と拡散のご協力を誠によろしくお願い致します。

私たちは、自立支援サイクル構築のもと、カンボジアの子ども達が「育ち・学び・働く」までを一貫できるような活動を続けております。

来週は、”「育ち・学び・働く」までを一貫できるような活動” についてご説明させて頂きたいと思いますので、お待ちください!!!!

チョムリアップリア!